平成30年6月1日より、呼吸器科と呼吸器外科を統合し、呼吸器疾患全般に専門的かつ世界水準の医療を提供するため、呼吸器センターを新設しました。センター長は佐藤敦夫統括診療部長に就任いただきました。
内科部門は常勤医9名、非常勤医2名のスタッフで構成されおり、内科専門医を6名、呼吸器指導医を5名、呼吸器専門医を11名が取得しています。外科部門は常勤医1名、非常勤医2名で構成されています。京都府下では、臨床経験と専門性の観点から、おそらく京都大学に次ぐ陣容になったと自負しています。地域の医療者の方々に気軽にご相談・ご利用いただければと考えております。
南京都病院では一日平均で一般呼吸器疾患75名、肺結核15名の患者さんの入院治療を行っています。ほぼ全ての呼吸器系疾患の診断と治療に精通したスタッフを揃えています。呼吸器センターにすることで内科系と外科系がより緊密に連携可能となり、肺癌の早期診断と待機時間を最小限とした手術移行を実現し、さらに、個々の患者さんの特性に合ったより専門性の高いプレシジョン・メディシン(精密医療)を深めてまいりたいと考えています。
外来部門では、各医師の専門性を活かして、肺がん(外来化学療法)、COPD、間質性肺炎、肺非結核性抗酸菌症・気管支喘息(慢性咳嗽)・慢性呼吸不全・睡眠時無呼吸症候群・肺結核・禁煙などの専門外来をさらに充実させてまいります。
また、多くの患者さんの希望がかなえられるよう、どの医師が主治医になっても「南京都スタンダード」の医療を受けられるよう、クリニカルパスと医師カンファランスを充実させ、提供できる医療内容を標準化してまいります。また、これまで包括性を欠いていた、各種カンファランス(呼吸ケアリハビリテーション、栄養サポートチーム、摂食嚥下、緩和医療)を統合してより実質的なものに磨き上げたいと考えています。
さらに、呼吸器センターに神経内科病棟(西3病棟)の呼吸管理を担当するチームを作り、神経内科医師・ME室・病棟スタッフと協力してALSを中心とした神経難病の人工呼吸管理を行ってまいります。
呼吸器センターは、日常臨床の充実だけではなく、世界的な臨床研究を目指しています。昨年度は呼吸ケアリハビリテーション学会の医師部門優秀演題賞4題中3題を南京都病院が受賞いたしました(残りの1題は京都大学の准教授が受賞しました)。今後とも、各々の専門医が、患者さんに直接役立つ臨床研究を企画立案してまいりますので、無理のない範囲でご協力いただきますようお願い申し上げます。

 

副院長 坪井知正




この度、南京都病院に呼吸器センターを開設することとなりました。 開設以前から、呼吸器内科、外科を合わせ、常勤医10名、非常勤医師4名の医師がおり、毎日平均で一般病床70床、結核15床の患者さんをお預かりしております。  
呼吸器センターとなることで、呼吸器外科や、放射線科医とより緊密な協力体制を組む事が可能となります。肺癌の早期発見、複雑さを増している肺癌化学療法、外科的治療を考慮した感染症治療などに、各科の連携のもと、より質の高い医療を提供して参ります。  
また、近年増加している間質性肺炎、肺非結核性抗酸菌症、アスベスト関連呼吸器疾患に対しても、初期の段階でのスクリーニングを行うことで、早期診断、的確な治療につなげていこうと考えております。また、これらの難治性の慢性疾患に対する先進的な医療に積極的に取り組むと共に、自ら情報発信をして参ります。  
今までも当院では、呼吸器疾患にたいして様々な領域のチーム医療に取り組んで参りました。慢性呼吸不全に対する包括的なリハビリテーション、結核患者さんへのDOTS、緩和ケアチーム回診、低栄養患者さんに対するNST活動など、医師だけではなく多職種でのチーム医療を継続して行なっています。その中で、疾患そのものの治療はもちろん、栄養状態、身体的あるいは精神的苦痛、生活面での問題、介護者の問題などを解決することで、患者さんの予後が改善されることを実感しております。呼吸器センターとして院内でのチーム医療を推進するとともに、地域の医療従事者の方との連携も深めて行ければと考えております。  
呼吸器疾患で困ったことがあれば、ぜひ呼吸器センターにご相談下さい。


診療部長 佐藤敦夫



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